今年は夏が長いですね。
6月から暑かったのにお盆過ぎた今でもまだ暑いとは。
そんなわけで基本的には家の中でずっと2ヵ月近くノンストップでつけっぱなしの冷房の効いた部屋で過ごしてるわけなんですが、今月必ずやらなきゃならないミッションがありまして、それが何かと言いますとバイトの面接に行く事なんです!
働いたら負けなんだけど、ひとり親の事情で求職活動しなければならない理由があるのです。
児童扶養手当一部支給停止を阻止せよ
ひとり親手当というやつを貰ってるんですが、それが5年経過すると「ええ加減自立せーよ」という事で手当てが半額に減額されるというルールがあるんですね。
一律それならば諦めもつくというものですが、実は普通に働いていれば引き続き減額されずに貰えるんですよ。
ちょっと意味分らないですよね?
つまり役所(政府・国)側の言い分としては、働かないでも生活できるんなら減額するけど、真面目に就業してるのであれば手当も減額せずに継続して支給するよ、ということ。
でもこれやっぱり変な話ですよね?
個人的には全然納得いかないです。
働いてるなら逆に減額でいいと思うんですよ、生活保護みたいに。
フルタイムで働くのが難しいからこそ制度としての給付があるわけじゃないですか。
それなのに5年経過しても働いてない奴は減額だーってのはちょっと横暴というか、あまりにも一面的な判断というか、決めた人はバカなのかなーと思います。
そうゆうわけで減額を阻止するために働かなければならないわけなんですが、ただしここには甘い抜け道が用意されていまして、働いていなくても求職中であるという姿勢を証明できれば良かったりするのです。
求職中である証明として面接に行かなければならない
つまり夏の期間中にハローワークに2回通って職員と面談するか、もしくは一回どこかの職場に面接に行って面接担当者のサインを貰ってくればOKという仕様だったりします。
なので「求職中」を装えば問題ないんですね。
因みに昨年と一昨年前はどちらもハローワーク面談をして乗り切ったのですが、予約して2回も面談するのが面倒だったので、今回は思い切って職場を選んで直接面接する方を選ぶ事にしました。これなら一回で済むしね。
受かったら働かなきゃならないけど、別に嫌だったら辞めてもいいわけだし、落とされても面接受けた段階でミッションクリアなので痛くもかゆくもないどころかむしろホッとするという事で、そんなにハードルは高くないというかめちゃめちゃ低いですw
求人広告を閲覧して探す
そんなわけで久しぶりにバイト探しです。
見ると色々あるもんですね、クソみたいな仕事達がw
その中で砂金を探すようにして条件のマシなものを探すのですが、意外とマシなものもわりとあったりもするのですよ。
でもマシなものはきっと競争率が高いんだろうけど。
こちらとしては面接が出来ればそれでいいので競争率は関係ありませんし、逆にWEB面談でOKとか面接不要とかいう案件は除外していきます。
あとちゃんとしてる会社じゃないと役所に届ける書面にサインするのは躊躇されると思われるので、個人経営の小さな店舗とかよりもフランチャイズのお店だったり有限よりも株式会社の方がいいよな。
それにあわよくばこの機会に働き始めてもいいとも思ってもいるので、冷やかし面接ではなく、受かればしっかり働こうという真面目な意思もあるので、2週間ぐらいかけて慎重に選別していきました。
無職のシングルファザー、久しぶりに面接に行く
最終的に病院の深夜受付と役所の雑用係が週2でもOKというのが決め手で残ったんだけど、どちらも電話したらとりあえず履歴書を郵送してもらって、一次審査を通ったら改めて面接の日取りを連絡してくるというものでした。
こちらとしてはさっさと面接をしたいので、もう少し探してみることにしました。
すると履歴書不要で即面談のコールセンターがありまして、早速アポ取って翌日に面接に行くことになりました。
履歴書不要ってのは良いですね。個人情報の観点からと、送り返す手間を考慮して最近増えつつあるみたいです。
働きたくないけど働いてもいいかもと思う
電車で一本以前働いていた所の近くでして、でっかいビルのキレイなオフィスで、やっぱまたコルセンで働くのいいかもなーと思い始めてきました。
伸ばし放題だった髭もバッサリ剃ったけど、マスクはして臨みました。
面接時はマスクをすべきか、外すべきかで迷うところですよね?
ネットで調べたところ意外にもマスクを着けて面接を受けるべきとのこと。
面接官はノーマスクでしたけど。
席に着くと紙を渡されて必要事項を記入させられました。
ひとつ気になったのが住所氏名電話番号の次に血液型の欄があったことですね。
昔正直にB型と書いて「B型は社長が嫌うんですよ‥」と落とされた経緯があるので、それ以外の型を書こうか迷ったのですが、自分の血に誇りを持っているので手が正直なアルファベットを書いていました。
面接の最期に面接官が「50人募集するつもりが既に200人応募がきちゃってるんだよね‥」とボソッとこぼしやがったんですよ。
あぁ‥週1で2時間からOKとか書いてあったからそりゃ殺到するわな。
こりゃダメかもわからんね。
めでたく不採用通知
面接の三日後、メールで採用結果が通知されてきました。
めでたく不採用ですw
んーー、やっぱ4倍の競争率は厳しいかぁ。
ただでさえコルセンなら女性優遇だろうし、若い子も結構来るだろうし、いくら経験者でも50間近のおっさんは採らないよな。
自分が人事だったとしてもそりゃおっさんは落とすよ。
だってキレたら火を着けるかもしれないし怖いよね、アルバイト志望のおっさんなんて。
んーー、でもやっぱ血液型のせいかなーー。
きっとそうだな、うん。
働かないで済むんだし面接のミッションは果たせたわけだし何も問題ナッシングなんだけど、やっぱ落とされると拒否されたみたいで軽く落ち込むわーw
また一年後に面接行きます
そんなわけで役所には無事求職証明も出来まして、毎年恒例の夏のミッションを無事終えることができました。
これは来年も再来年も同様に行わなければならないので、また一年後面接を受ける予定です。
今回落選した事でまた晴れて無職生活が一年約束されたわけですが、来年こそは採用されればいいなと本気で思っております。
私自身は働きたくても社会(会社)が私を必要としないんだから働けなくてもしょうがないというものです。
それがしっかりと証明できたかと。
仕事したいなー(棒)