一般的に中流以上の家庭はほとんど教育資金を積み立てているみたいですね。
高校、大学と進学することを見越した上でまだ何が起こるかどうなるのかもさっぱり未来の事なんてわからない現状であるにも関わらず気が早いと言うかご足労な事と思えるのですが、どうやらそんなふうに考えるのは私が最下層のマイノリティだからなのでしょうね。リアルでこんなふうに呟いたりしたら失笑されてしまうっぽいのです。
教育費を惜しんではならない圧
本当はかからない養育費
子供を育てるのに何千万かかると言われる所以のそのほとんどを占める割合というのは教育資金、進学資金みたいですね。
だからわかりやすく言ってしまえば子供の進路を公立の高卒→就職というルートで考えるのであれば、ほとんど子育てにお金なんてかからないという事ですよね。
老後の費用とかにビビってる方々もそうですが、いくら貯蓄があっても安心する事のない不安症候群にかかってるようにしか私からは見えません。
そんな先の事を考えて「足りない足りない」なんて震えながらあくせく働くなんて、ちょっとカウンセリングでも受けてきた方がよろしいんじゃないかって思います。
昔と違って今はかなり制度も充実しているし、子供が高校に進学する時ぐらいに三年後を見据えるぐらいで丁度良いんじゃないかと思うんだけど、それじゃ遅いんだって言われるんでしょうね。
もちろんそれまでの間にコツコツと貯金を積み立てていくことは大事だと思います。
ただその為に「今」という時間を疎かにしてまで資金繰りに囚われるのはちと違うように思うのです。
クリエイティブな脳育成
小学生から塾通いさせるのも勉強勉強うるさく言うのも違うと思います。
少なくとも小学生は遊びの中で学ぶことの方が絶対に多いのだから、むしろ「勉強なんかしないでもっといろんな事して遊びなさい!」と言うべきなんじゃないかとさえ思います。
用意されたテキストを解くだけで賢くなった気になられたんじゃたまりません。
どうせなら問題を作る方が何倍も思考力が養われるし創造性も豊かになります。
うちの息子は宿題はやるより作る方が楽しいと言って私に自作のテスト用紙を出してきたりします。汚い字と曲がった枠線で簡単な問題が書かれていて思わず笑っちゃいます。
任天堂のスーパーマリオメイカーでたくさんのコースを飽きずにせっせと1時間とかかけて作ってます。
今ではいろんな謎解きや仕掛けを織り込んだコースを複雑に作れるようになってきて、本気でゲームクリエイターに俺はなる!と言ってます。
それなら算数の勉強をしっかり出来てないとなれないよと言ってます。
親のサポート体制
どこの専門学校でいくらぐらいかかるんだろうと私も密かに調べ始めます。
明確に目標を掲げて正しい道筋に親が導いていく事が大切で、アバウトな論法でとりあえず今は勉強しなさいだとか、良い成績をとって良い学校を目指しなさいとか言うのは違う気がします。
この夢を実現する為にはこのルートでこれ系の学校を卒業しないと難しいみたいだから頑張ろうねと、具体的に指し示す事で子供も勉強する理由を理解するんだと思います。
それでも数年後には将来やりたい事が、新たな夢がみつかるかもしれません。
恋をして、失恋して、それどころじゃないかもしれません。
ひきこもりになって何もやりたくないんだと無気力に塞ぎ込むかもしれません。
やりたい事と得意な事が違うかもしれません。
まだまだ可能性はいっぱいあるけど、親のスキルを忘れてはいけません。
ひいき目な親目線を捨てて客観的に子の能力を見極めなければなりません。
一緒に学んで一緒に成長していくしかないんです。
でも人生の先輩として自らの失敗経験を役立てられるようなアドバイスが出来る時が、いつしかピンポイントであるように思うので、全力でアシストできたらなと思います。
子供にはあっちの方へ進めとかこっちの方へ行けとか指図するのではなくて、子供が道に迷った時に一緒に迷いながらも速やかに元の場所に戻れるような、トトロの猫バスのような存在でありたいなと思うのです。